以前このキットを紹介してから間が空いてしまいました。
スヤタ「蒼穹の連合艦隊 伊四百」を作成したので紹介します。
シャークマウスのような艦首と四角錐型の岩石魚雷、腕?足が4本生えた艦中央部。長門/陸奥よりぶっ飛んだアレンジです。
船体
前部の船体、後部、後部のエンジンパートを別個に組み立て、塗装し組み立てました。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/E4GE12WVoAkSHpW-1024x576.jpg)
船体の緑色は水性アクリルのコックピット色(日本海軍)、灰色部分は同じく水性アクリルのダークグレーで塗りました。
船体後部+エンジンパーツは別途作っておき船体前部と貼り合わせました。前部と後部で重なり合う部分があるので、塗装のために別々に組み立てが必要になります。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/E6lEVF_VIAAXer--1024x498.jpg)
腕を仮組みしつつ細部を塗装していきます。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/E65527sVEAE9o1J-1024x576.jpg)
迷彩
水性アクリルのフィールドグリーンを溶剤で薄めて筆で塗ります。
下地を溶かさないように塗料を置くように塗り方で、3,4回重ね塗り。
ムラも味と思えるような感じになってくれればよいのですが。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/DSCF1830-1024x576.jpg)
腕
腕全体をダークグレー(アクリル)に塗ったのち、凹んだ部分にマスキングゾルを流し込み、そしてグリーン(アクリル)を塗装。
塗装後、マスキングゾルを針で引っ掛けて除去すると、マスキングしたグレーが。ただし一部艶が出てしまったので、後でつや消しクリアーを吹きます。
マスキングゾルって使いどころが難しいと思うんですよね。今回はうまくいった例でした。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/E60fJe8UcAIq2xk-1024x576.jpg)
設定によると、この腕は機雷を宇宙空間上に正確に設置するためのものだそうですが、ちょっと理由が弱いですね。機雷を敵艦に投げつけるため、とか小惑星に取り付いて身を隠すため、はどうでしょうか?
兵装
この艦は隕石に偽装した四角錐型の魚雷や球形の機雷を搭載しています。
岩っぽく見せるために、
- 薄茶
- 濃茶(ドライブラシ)
- グレー(ドライブラシ)
の順で塗装。ちなみに1.と2.は木甲板色とリノリウム甲板色で調製、3.はダークグレー+わずかにガンメタル(いずれもアクリル塗料)。ありあわせの塗料で岩っぽい色にしてみました。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/1852-1.jpg)
デカール
このシリーズでは、デカールは漢字で色々な文言がつづってあります。
艦首に「伊号四百」、艦尾に「不可視不可議」、腕に「伊」。
変に意味が分かるとカッコ悪いなぁと思って梵字にしてみました。
貼ったのは艦首のカタパルト前と船体中央の艦橋下。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/08/DSCF1839-1024x576.jpg)
マークセッター&マークソフターを塗ったのでデカール周辺がテカってますね。これも後程つや消しクリアーを吹くことにしました。
そして完成へ
スミ入れ&ウエザリング(エナメル塗料の黒とダークグレイ)ののち、デカールや腕のテカリを消すため全体につや消しクリアーをエアブラシで吹きました。
ほんの少し吹けばつや消しになります。スプレーのトップコートよりずっとやりやすいですね。
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/12/DSCF1846-1024x576.jpg)
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/12/DSCF1843-1024x576.jpg)
最近作った陸奥とのツーショット。シャークマウスっぽい艦首がカオスの中に共通点を見つけ出した感があります。(何言ってるんだか……)
![](https://tumiplafleet.fun/wp-content/uploads/2021/12/DSCF23961-1024x768.jpg)
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