2021年5月末に発売された中華メーカー・スヤタの新作キットです。昨年「長門」と「陸奥」を発売して以来の第2弾です。
箱絵
艦上半部は艦首、カタパルト、艦橋は元の艦の面影を残しています。緑色で書かれている偵察用航空機も晴嵐に似ています。
一方艦底部は、「長門」もそうでしたが足やら推進ユニットやらを生やすのが基本コンセプトのようです。
エンジン部はメカがむき出しの構造になっています。
艦の来歴は若干気になっていました。
日本語の怪しい部分は英語を参照するとして、この艦には機雷敷設能力と隕石に偽装する能力が加わっているようです。
パーツ
ランナーの枚数は5+1(透明パーツ)+1(ポリパーツ)の計7枚。ランナー1枚ごとは大きくありません。各ランナーはビニール袋に入っていて、パーツをひっかけて壊す心配はありません。
船体の全長は前部と後部と合わせて20cm弱。実艦の1/700キット(122m÷700=17.4cm)を意識したサイズです。
モールドもきれいに彫られており、日本メーカーのキットと遜色ないように見えます。
取説
全頁カラー印刷です。
各章に安全作業のポイントがアイコンで示されてます。まぁ、大切ですよね。
マジックハンドは可動式のため接着不要の表示が目立ちます。
パーツの精度が如何ほどか気になります。
中華キットで困るのが塗装色の指定で、書いてあるのは大概色の名前のみです(メーカー○○の〇〇番の塗料とは書いてない)。このキットでは中国語+英語で色が指定され、しかもカラー印刷な分、まぁわかりやすい方かな。
まとめ
以上、スヤタ「蒼穹の連合艦隊 伊四百」を紹介しました。
野心的なデザイン+組み立てやすそうなキットで製作意欲がわきます。
実は僚艦の伊四百一もキット化されています。伊四百一はパーツ構成が異なり、マジックハンドのパーツは岩石パーツに置き換わっているようです。
あわせて作ってみるのはいかがでしょうか?
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