1/144 B-58ハスラー(Wolfpack)

ディスプレイモデル
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箱絵。高高度を飛行するハスラーの図。

今回作ったのは、韓国メーカーWolfpackのキット「B-58ハスラー」です。

これまで見たハスラーのキットは1/72や1/48と大きなものでしたが、

このWolfpackのキットは1/144スケールと手ごろな大きさなので買ってみました(全長21cm全幅12cm)。

1/144 B-58ハスラー (Wolfpack)

キットについて

Wolfpackは航空機を中心に販売している韓国メーカーです。

ですが、パーツに微妙なずれがあったり、胴体が反っていたりとか、エンジンのエアインテークの上下の向きが分からないとか、2022年のキットとしてはちょっと残念な印象です。

※マスキングテープで抑えて接着すれば問題程度ではありましたが。

その一方で付属品は充実していました。

・キャノピーとランディングギアのホイールのマスキングが付属

・ピトー管の真鍮部品が付属

・フルカラーマニュアル+実機の写真も添付

取説にある脱出用カプセルの実物写真と塗装したパーツ。

製作

まずはコックピット周りから製作しました。

取説では10gの重りを中に入れることという指示ですが、小さいキットなので一苦労しました。

バラストの鉛板を切り刻んで機首にいれたものの、9gが精いっぱいでした。

詰め込んだ鉛板。9gでも完成後は尻餅をつくこともなく、十分でした。

機体(胴体&主翼)を組み立てた後は塗装。

キャノピーには付属のマスキングを施します。

マスキングはメーカー製だけあってぴったりです。2番目、3番目の座席のカバーもなぜかクリアパーツ。

エンジンにデカールを貼りつつ組み立てます。

エンジン組み立て→塗装&デカール貼り→機体に接着、の流れで作っていきます。

かなり細かいデカールが多数なので、機体に接着後に貼るのは無理……。

機体をひっくり返し、ランディングギア回りを機体の塗装後に接着。

機体側に接着用の溝や穴は一応あるものの、穴の大きさが合わなかったので戸惑います。

機体下部に燃料タンクを積むのが標準のため、ハスラーの足は長めです。

外装ポッドを接着してデカールを貼ったら完成です。

完成

銀色でデルタ翼という、いかにも1960年代な姿で気に入っています。

以前作ったロングビーチと同年代ですね。

マッハ2で飛ぶことに特化しすぎたためい融通が利かず、10年くらいで引退したのだとか。

その儚さも良いです。

4基の細長いエンジンと細長い縞々のピトー管が目立ちます。
爆弾は胴体下の外装ポッドの中に積むそうで、胴体には爆弾倉はありません。
後方からの図。垂直尾翼の赤いマーキングが良いアクセントになっています。

ほぼ同スケールのキハ52とイーグルと並べてみました。

イーグルより一回り大きい程度で、戦略爆撃機としては小さめです。

正確にはキハ52は1/150、ハスラーとイーグルは1/144です。
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