前回、3隻の艦で単縦陣と楔形陣形を作ってみましたが、艦の数を増やせば輪形陣、警戒陣形など他の陣形も作れます。
ということで今回は新たに金剛型2隻「ガ島砲撃挺身隊 比叡・霧島2隻セット」を組み立てました。
搭載重量は?
金剛型は扶桑型・伊勢型よりバルジが強調された造形になってました。
側面から。霧島は扶桑より喫水が浅くスクリューも小さいです。喫水も明らかに浅くなっており、搭載重量に影響しそうです。
霧島を含めて手持ちの艦の搭載可能重量をまとめました。この中では扶桑が一番大きいです。
艦名 | 上部構造物 | 船底 | 船底に積めた錘 | 搭載可能重量 |
霧島 | 15g | 7g | 32g | 17g |
扶桑 | 16g | 9g | 38g | 22g |
航空戦艦日向 | 19g | 9g | 38g | 19g |
現在使っているメカ(パイレーツキッズ+ボタン電池2個)は17gなので霧島の搭載重量一杯、バランス調整用の錘を考慮するとR/C化は難航しそうです。
一方長門型や大和型はいくら積めるのでしょうか?扶桑型より大きいと思いますが、5gと違わないでしょう。
また、空母は船体がスリムな上に上部構造物が大型化するので搭載可能重量は減少すると思われます(さらにトップヘビーでバランスも悪い)。巡洋艦や駆逐艦は船体が小さいので、R/C化は困難と思います。
作成
この2艦も取説通りに作ります。
霧島と比叡を作り比べてみましたが、細部の違いをよく作り分けられています。分かりやすい所で比叡は角形砲塔、霧島は丸型砲塔です。
よく作り分けられている一方、ほとんどのランナーは共通です。つまり、艦によって使うパーツを選んでいくのですが、取説をよく見ないでパーツを選ぶと間違えます。私も霧島を作ってるのに角型砲塔を組み立ててしまいました。結局比叡で使ったので問題はなかったのですが。
作り分けに話を戻すと、霧島と比叡は艦橋の形状が大きく違います。比叡の艦橋は大和の艦橋のプロトタイプとして作られたのですが、どこが似ているか分かりますか?
一方で、このキットは取説にふりがなが振ってあったりして子供が作ることを意図しているにもかかわらず、組み立てが難しい所もあります。
1つは副砲。上からはめる方式なのですが、小さいパーツで、周囲の甲板のせいで上から押しにくく、嵌った感がわかりづらいです。以前作った扶桑型の砲塔は横から差し込む方式でしたが、どの方向に入れるのかわかりづらかったので、副砲はこのシリーズの鬼門かもしれません。
もう1つは比叡の部品で、艦橋脇の探照灯台が高難度。三角柱型の鉄塔をフロアの穴に通しながら丸型の台に嵌めるのですが、小さいし固いし嵌らないしで悪戦苦闘しました。難度は副砲を超えたと思います。
そして完成
1艦当たり2時間くらいで作り、計5隻を揃えました。同型艦といえども細かな違いが再現されていて面白かったです。次回はこちらの面々を使って陣形を作っていきます。
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