ちび丸艦隊で艦隊を作る①

R/C化モデル

ちび丸艦隊って艦艇モデルとしてはかなり小さいサイズですよね。その小ささが仇になってR/C化は難しいものです。とあるサイトでR/C化されているのを見て「こんな小さいキットでもR/C化できるのか!?」と驚いたものです。

今回は、極小サイズのトイラジを使って割と手軽にR/C化できたので紹介します。タイトルの「艦隊を作る」という所は次回紹介します。

搭載可能重量の測定

選んだキットは戦艦扶桑。まず、艦底に錘を積んで何グラムまで搭載可能なのか、釣り用錘を載せて見積もりました。

結果、積めた錘が38g、扶桑の上部構造物が16gだったので搭載可能重量は22g。この枠内に電池、モーター、基盤を収めないといけません。

これに積める極小R/Cメカとして、トイラジ「パイレーツキッズ」を使いました。


ちなみに中を開けるとこんな感じ。全長8cmほどの小さい船体ですらスカスカなほどメカが小さいです。これでモーター&スクリュー2個付きなので非常に重宝します。(スクリュー2個を使って操舵する方式なので舵はありません。)

上部構造物の製作

上部構造物は取説の通りに制作しました。塗装はせずに付属のリアルシールを貼っていきます。艦載艇の白い覆いや主砲のキャンバスカバーなどがそうですが、シールを折り曲げて貼っても剝がれません。

パゴダマストの各階層を積み重ねた後に支柱がすんなりと入りました。さすがスナップオンキットです。

一つもたついたのは後ろ側の副砲の装着で、基部の穴に入れるのに苦労しました。


艦底の製作

いよいよ「パイレーツキッズ」のモーターと基盤を取り出しました。船体をニッパでバキバキ割ったりして結構力仕事です。

この写真のパーツで合計7g。電池は15gで収めればよいことになります。

「パイレーツキッズ」のメカのうち、充電池は持続時間5分と持ちが悪いので使いません。一方電圧は3V程度なので、リチウムボタン電池、リチウムイオン充電池、さらには単5電池×2でもOKのはずです。今回はガム型のリチウムイオン充電池(容量500mAh、重量11g)を使います。

充電池を搭載して重量を確認しているところ

そして完成

スナップオンキット&塗装なしなので2時間程度で作りました。同じように山城も作り扶桑型2隻を揃えました。ちなみにこの写真では扶桑(左)にR/Cメカを搭載してますが、艦底は交換可能です。

左:扶桑(R/Cメカ搭載) 右:山城
風呂に浮かべたR/C化扶桑。喫水の深さはほぼ喫水線でいい感じ。

次回は実際に航走&艦隊編成します。

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