1/400 デュケーヌ 製作時の小ネタ紹介

ディスプレイモデル

R/C化モデルとして作ろうとしたけど、諦めてディスプレイモデルとして作ったものを紹介します。この艦は1960年代建造のフランス初のミサイル駆逐艦で、艦橋上の大きなレドームがインパクトがあります。

主な兵装は、マズルカSAM連装発射機×1、マラフォンSUM発射機×1、100mm単装速射砲×2、魚雷発射管×4。マラフォンUSMを積んでてエグゾセSSMが未搭載なので就役当初の姿ですね。

メーカーはフランスのエレールで、帆船~現代までフランス艦をかなり揃えています。


製作


まずR/C化のためにキットを仮組してみたのですが、現代の駆逐艦にありがちなトップヘビーで細長い艦体(全長40cmに対し全幅4cm)なのでこりゃ無理だろ……と諦めてしまいました。何年か積みプラとして放置後、2019年夏ごろにディスプレイモデルとして2月ほどかけて作りました。
制作時の小ネタを紹介します。

小ネタ1 艦橋窓の作成

おおむね組み立てた時の写真が①。このキットは2006年発売になってますが、実はもっと古いものではないかと。パーツをはめる穴の径が合わないとか、マック後部の網型のマストを自作しろとか結構不親切なキットでした。
艦橋の窓がモールドもデカールもないのも結構致命的(写真②)。
なので、市販のデカールにアクリル水性塗料でグレーの線を引いて窓っぽくして貼ってみたら(写真③)、我ながらうまくできたと思いました。(写真④)。


小ネタ2 ホイップアンテナの真鍮線化

写真① プラ製のホイップアンテナ(太さ0.8~1mm)を0.3mmの真鍮線で置き換えました。計18本。
台座の部分でぶった切って0.5mmピンバイスで穴あけ、真鍮線を入れて瞬間接着剤で接着。瞬着はゼリー状のほうが回りが白くなりません。


小ネタ3 ワイヤー張り

写真② 上から下にワイヤーを張るとどうしてもたるんでしまいましたが(青矢印)、思い付きで下から上に張ったらピンと張れました(赤矢印)。
青矢印はやり直す気がしないのでそのまま。

写真③ 完成図がこちら。細いアンテナが思ったよりシャープな感じになりました。

完成

最後に艦首と艦尾に旗竿を付けて完成しました。
持ち運ぶだけでホイップアンテナが折れそうな予感。

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